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親子で絵本を楽しむためにもちょっとしたコツがあるんです。
こんなことに気を付けて読んであげるといいですよ。
なるべく文章を変えたり省略しないでそのまま読むと、その本持っている豊かな言葉や世界が伝わってきます。
文章を読んだら次々とめくらないで子どもにじっくり絵を見せてあげてください。
子どもは字は読めませんが、絵をじっくりと読もうとします。
本当にいい絵本は、表紙から、表紙をめくった裏側、さらには裏表紙まで考えて作られています。
いきなり本文から始めず、1ページ1ページめくって絵本の世界入ってみてください。
質問には、なるべく簡潔に手短に答えてあげてください。
でも、横道にそれすぎないように上手に舵取してあげてくださいね。
絵本タイムを設けて、生活のリズムに無理のない範囲で続けて読んでください。
一度にたくさん読むよりも、毎日10〜15分続けることのほうが、大切です。
身体は大きくなっても、まだまだ幼い部分もたくさん持っています。
読み聞かせを続けることで、読書力だけでなく、親子の心の結びつきも強くなっていきます。
あれこれ質問をすると、絵本の世界に安心して入っていけなくなってしまいます。
また、読み終わってからの質問や、感想を求めることも避けてください。
せっかくお話の世界に浸っていても現実に引き戻されてしまいます。
子どもが持ってきた物を読んであげましょう。
それが、そのときの気持ちに答えてくれる本なのです。
次々めくりたがる時は書かれている文章を読みきることにこだわらず、めくらせてあげてください。
そのうちに、読んでもらう楽しさもわかるときが来ます。
教育的な効果を求めないでください。子どもは敏感です。
心から楽しいと感じること、わからないけれど心惹かれることから、探求したり吸収したりするのが子どもです。
親子での楽しい時間が、子どもを大きく育てることを忘れないでいて欲しいと思います。
普段こんなこと言ってませんか?
大人は良かれと思っても、実はこれ、絵本を楽しむには逆効果。
子どもは絵本の絵を見て好きなように想像したり解釈したりしています。
絵本の絵を、ゆっくり見せてあげさえすれば、それでいいですよ。
子どもが質問をしてきたときには答えてあげましょう。
子どもが満足するまで、読んであげましょう。
子どもは、一冊の本をくり返し読みたいものなのです。
大人の読書の特徴との一番の違いは、これなんです。
子どもは、1冊の本を深読みしていきます。
読むたびにいろんな発見をして行きます。
例えば、絵本の絵をじっくりと見て、大人では見落としてしまいそうな細かい描写などを見つけて喜んだりします。
また、心の発達と共に解釈が変化していきます。
主人公がお留守番をするという内容のお話の場合、自分が出来ないうちは憧れを持ち、初めて出来たときには共感を、そしてさらに成長すると、登場人物を応援したりという具合に、そのときの子どもの成長ぶりが絵本を読むことによって反映されたりします。
成長を見守ってあげるつもりで、くり返しくり返し読んであげましょう。
例えば、「いないいないばあ」という本があります。
これは、何歳ぐらいまでの本だと思いますか?
1歳ぐらい?3歳ぐらいまでの本かしら・・・?と、いろいろなイメージがおありかもしれません。
しかし、実際に子ども達に絵本を読んであげると意外なことに小学校の1、2年生はもちろん、高学年や、中学生でも喜んでくれます。
また、親子に読み聞かせをする時でも、お母さんが楽しんでくださることも多いです。
本当に内容のいいものであれば、年齢を越えて楽しめるのが絵本です。
幼稚すぎはしないかと気になることがあるかもしれませんが、本を心から楽しむことが出来る体験を大切にしてあげればいいんじゃないかな、と思います。
あいうえおが読めるようになったら、本も読めるというのは間違いです。
字が読めて、さらに書かれている内容が読み取れるようになって初めて本が読めるようになるのです。
字面を追うことが出来ても内容を理解して読めるようになるまでは読んであげることが大切です。
また、読み物などで多少難しい本でも、読んでもらえば理解できることがあります。
「読んでもらう」というその行為が嬉しいこともあります。
年齢にこだわらず、たとえ小学校の高学年になっても「読んで」と本を持ってくる間は、読み聞かせをしてあげてくださいね。
本の楽しさを十分に味わえれば自然と自分で本を読むようになりますよ。