●菊芋(キクイモ)とは
菊芋とは根茎部(イモ)を食用とするキク科の
植物です。
根茎部の形状が芋のように見えることと、
食糧難の時には、代用食として利用されたことも
あることから「イモ」の名前がついていますが、
デンプンを主体とするイモ類とは異なります。
原産地は北アメリカ北部。
学名:Helianthus tuberosus
和名:キクイモ、ブタイモ
英名:Jerusalem artichoke
わが国には、明治初期にアメリカから飼料用作物として
導入されました。
第二次世界大戦後の食糧難の時代には作付け統制野菜
になり、配給され代用食とされました 。またその頃には
家庭でも多く栽培されました。
菊芋の主成分イヌリン
菊芋の主成分はイヌリン (難消化性多糖類)です。
イヌリンは、フルクトース(果糖)が約30個ほどつながって
できた多糖類の一種です。
●菊芋に含まれる注目成分はイヌリン
菊芋には、イヌリンを始め、各種ビタミン、ミネラル、
アミノ酸、酵素などが含まれています。
中でも健康面で注目されているのがイヌリンです。
イヌリンを多く含むのは、
キクイモ、ダリア、ゴボウ、アザミ、タンポポ、ヤムイモ、
アーティチョーク、チコリ、タマネギ、ニンニクなどです。
イヌリン は自然界においてさまざまな植物によって作ら
れる多糖類です。
キク科の植物は球根に蓄え栄養源として利用しています。
イヌリンは、キク科オグルマ属の植物 (Inula) から抽出された
ことからネーミングされました。
イヌリンは栄養上の性質に優れ、さらに低カロリーなため、
食品原料としての利用が増えています。
砂糖や脂肪、小麦粉の代わりに用いられることもあります。
イヌリンは、砂糖や炭水化物の30%程度のエネルギーしか
含みません。
加水分解によってオリゴ糖を生ずる。
イヌリンはプレバイオティクス素材としても注目されています。
適切な食事+適度な運動+適度な睡眠+適度な労働=健康状態の維持
●主食の質を変えましょう
白から茶へ!完全に精米してしまった白米は栄養的
には「粕(米が白いとかいてカスと読みます」といっても
良いでしょう。
従来の食事療法は、動物性脂肪の摂取を減らす、炭水
化物の摂取を減らす、砂糖の摂取を減らすでした。よう
するに単なるカロリー制限です。
これでは問題の根本的な対策にはなりません。
ご飯の量を減らすのではなく、
白米から玄米や5分づき米に変えることです。
茶色いご飯に変えることです。
パンも茶色にしましょう。これらは複合炭水化物と呼ばれ
ます。
穀物も一種類よりは、多種類を一緒に摂るのがおすすめ
です。
玄米に雑穀米(複数の穀物が配合された便利な食材)を
プラスしたり、玄米が無理な時は、分つき米や白米に雑穀米
を加えるだけでも良いでしょう。
これらの食品には、精白した穀物から失われてしまった、
ビタミン・ミネラルを豊富に含みます。
また、緑黄色野菜や水溶性食物繊維を豊富に含む食品を
摂取するように努めて下さい。
●特に意識したい栄養素
引き算だけではなく、足し算といった発想も必要!
あれもダメ!これもダメ!といった食事制限だけで良いの
でしょうか?
不足しているものをプラスするといった考えも大切です。
まず第一に意識していただきたいのが「食物繊維」です。
これを抜きにした食養は考えられません。健康維持の鍵
となります。
次が「穀物中心の食事」です。未精製の穀物には、食物
繊維をはじめ、各種ミネラルも豊富に含まれています。
主食を大切にしましょう。
もちろん、副食として、野菜・豆類・海草類・キノコ類・多少の
魚介類を意識しましょう。
穀物は、食物の種です。生命エネルギーと栄養素に満ち
溢れています。
ところが精製してしまうことで本来持っている力が削がれて
しまいます。
ミネラルとしては、亜鉛・クロム・マグネシウム・カルシウム・
カリウム・セレン・マンガンなどを日常の食事からきちんと
摂取するよう心がけてください。
ビタミンとしては、ビタミンB群(B1・B2・ナイアシン・B6・
B12・葉酸)・ビタミンC・ビタミンE・βカロチンなどを日常
の食事からきちんと摂取するよう心がけてください。
その他にも、EPA・DHAなどが多く含まれる、サバやイワシ
なども忘れずに摂りましょう。
●清涼飲料水・缶コーヒーなどの甘い飲み物は避けて下さい。
●適度の運動を毎日欠かさずに
【原材料・成分】
【内容量】 2.5gx90包
【お召し上がり方】
・1日1〜3包程度を目安にお召し上がりください。
【注意事項】
【メーカー・販売元】:ひぐまや
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